アメリカには、さまざまな大学や専攻があります。
どうやって選んだらいいか、途方にくれてしまうかもしれません。あるいは、周囲の情報に流されてしまう危険もあります。
ここでは学部進学にしぼって、アメリカの大学の選び方を説明します。
学部は大きな州立大学がおすすめ
もしも強いこだわりがない場合は、大規模な州立大学をおすすめします。大きな州立大学であれば、さまざまな専攻や授業が用意されています。
アメリカの大学の醍醐味は専攻科目よりもむしろ一般教養科目にあるといっていいかもしれません。私も中西部の州立大学へ行きましたが、天文学の授業でみんなで天文台へ行って星を観察したのはいい思い出です。
また、アメリカの大学には日本のような感覚のサークル活動はありません。あったとしても、留学生は参加しにくいです。一方で美術や音楽、スポーツなどの科目がサークル活動の代わりになります。
このような意味でも、学部はできるだけ大きな州立大学を選んだほうがよいでしょう。
編入の場合はTranferできる単位数で決める
もしも、学部編入でアメリカの大学へ留学する場合は、日本の大学で履修した単位のうち、できるだけTransferできる単位が多い大学に決めるのもありです。
Transferできる科目が多ければ早く卒業することができ、余裕を持って好きな科目を履修することもできます。
どれだけの単位がTransferできるかは各大学によって異なっているので、統一的な基準があるわけではありません。合格通知と一緒に移行可能な単位のリストが来ますので、そちらを参考にするとよいでしょう。
授業料が固定制の大学を選ぶ
日本の大学とは違い、アメリカの大学は1単位いくらという形で授業料が決まってきます。特に大学院はこの計算方法がほとんどです。
ただし、中にはxx単位以上、xx単位以下の場合は授業料が一定という大学もあります。こうした大学は留学生にとってもお得です。
よく14単位くらいが留学生の限界と言われますが、そんなことはありません。実技系のクラスであれば言葉の壁は低いので、授業の数が多くても問題なく履修することができます。私は最高で19単位履修したことがありました。
さきほど書いたような美術や音楽の授業は課外活動としても楽しめるのでオススメです。
環境で選ぶのもありだが‥
人によっては、ニューヨークで生活してみたい、とか西海岸の空気を吸ってみたい、という人もいらっしゃるかもしれません。
否定はしませんが、学生の本分はあくまで勉強することだと思います。都心部の大学にしてしまうと生活費も高いですし、優先順位としては考えたほうがいいでしょう。
遊ぶのであれば、きっと他にも機会はあると思いますよ。
まとめ
学部の場合は、大規模な州立大学でいろんな授業を受けると楽しめます。
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