学部の科目を履修していくときに、Prerequisite(前提科目)というものが存在します。
この科目を履修するには、前提となるこの科目をあらかじめ履修していないといけない、というものです。シラバスによく書いてありますね。
この前提科目について知っておいたほうがよいことを書きます。
前提科目(Prerequisite)の条件は絶対的なものではない
この前提科目はシラバスに書いてると絶対に守らないといけないもののように感じてしまいます。日本人は真面目ですので、そのように捉えてしまう人が多いかもしれません。
実は前提科目の条件は場合によっては守らなくてもいいものだって知っていましたか?
要は生徒がちゃんと授業を消化することができればよいのです。悪い成績を取っても自己責任になってしまいますが、履修することはできます。
もしも、履修したいと思う場合には教授などに相談をしてください
実はみんな柔軟にやっている
私の知る限りでは、韓国人や中国人の方は前提科目をほとんど無視して詰め込んで履修していました。これは専攻にもよるのですが、専攻科目を一気に取ってしまうことで早く卒業することができ、授業料や生活費を浮かせることができます。
あまり馬鹿正直すぎると、損するかもしれません。
前提科目を理由に、卒業を延期しない
普通に履修計画を立てると、必ず前提科目群がクリティカルパスになります。そして、もしも必修科目を一つでも落としてしまうと、留年するような計画になってしまいがちです。
教授との相性があわなくて、必修科目を落としてしまう、ということはよくあることです。
そうなってしまうよりは、多少無理してでも前倒しで専攻科目を履修していく計画にしたほうがよいかもしれません。
実技系の授業は実力があれば早く取れる
私が専攻していたコンピュータ・サイエンスでは、プログラミングの授業は前提科目を無視して早く履修することができました。一方で、理論的な授業については、さすがに前提科目をこなしていないと、履修は難しいかもしれません。
科目の性質によって、前提科目をスキップする難易度は変わってきますので気をつけて下さい。
教科書やシラバスなどを前倒しで確認する
前提科目をスキップしてもいけそうか、履修登録が始まる前に使っている教科書やシラバスを前もって確認するとよいです。
まとめ
前提科目(Prerequisite)の条件は絶対に守らないといけないことはありません。フレキシブルに履修計画を立てるようにしましょう。
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