アメリカの大学生活で思い浮かぶのは、ルームシェアです。Wikipediaによると、ルームシェアの定義は下記となっています。
ひとつの住居を、恋愛感情や親族関係にない他人同士が、シェアして(つまり共同で借りたり、共有して)居住することを指す
ルームシェアのメリットとデメリットについて、考えてみたいと思います。
ルームシェアのメリット
まず、ルームシェアの第一のメリットは経済面です。二人でシェアすれば、寮費を半分にすることができます。一人暮らしをすると、寮費はなかなか馬鹿にできません。二人以上で済むことで、コストを大幅に削減することができます。
部屋以外にも、例えば車や家電製品など、あらゆるものをシェアすることができます。これらの金額的なメリットは大きいでしょう。
次に、日本人以外と住む場合には、英語を上達させられるというメリットがあります。日ごろの生活も英語でやりとりしますので、英会話力がアップするのは間違いありません。
また、風邪などをひいてしまった場合に一人でいるよりは心強いでしょう。
ルームシェアのデメリット
次にルームシェアのデメリットを考えます。
まず、仲が悪くなった場合にも同じ部屋に住まないといけません。無視するとか、しばらく会わないでおくといった解決方法を取ることができません。
例えば、母国の政治的な話、文化的な違いなど、ルームシェアしていないときには話題にならなかったことが、同じ部屋に住むことで避けられなくなり、トラブルの元になる可能性もあります。
次によくあるのが金銭的なトラブルです。ルームメイトにお金を貸したら、なかなかお金を返してもらえなかった、という話はよくあります。ルームシェアする以上は、必ず金銭的なやり取りは発生しますので、避けては通ることができません。
一人暮らし経験は必要かも
ルームシェアする前提として、事前に一人暮らしの経験はあったほうがいいでしょう。
実家暮らしから、いきなり外国人とルームシェアするのはハードルが高すぎると思われます。自分で掃除、洗濯、食事をすることができて、生活を成り立たせることができるのか、よく考えましょう。
日本と違って、外国人は徴兵制度を経験していることが多いです。日本人と暮らす感覚でいきなりルームシェアをしてしまうと、生活力のレベルが釣り合わない可能性が高いです。
安易にルームシェアを前提としない
学校選びをするときに、例えば都会で寮費が高いのでルームシェアを前提にして選ぶということはあまりお勧めできません。
ルームメイトは入れ替わるものなので、最初の人がよくても、次の人とあわなかったりなど、リスクがあります。最悪の場合は、泥沼にはまって勉強どころではなくなってしまいます。
ルームシェアしなくても大学生活を送れるように、予算に余裕をもって学校を選びましょう。
まとめ
意外とハードルが高いのがルームシェアです。本当にルームシェアできるだけの生活力が自分にあるのか見極めるようにしましょう。
コメント