アメリカの大学に合格するエッセイの書き方

アメリカの大学の入学試験を受ける場合に必ずと言ってよいほど、エッセイの提出が求められます。そして、入学試験の合否に与えるエッセイの影響は決して小さくはありません。

日本ではあまりエッセイを書く機会はないので、どう書いたらよいのか、悩まれると思います。また、残念ながら、知らない人や困っている人が多いのをいいことに悪徳業者が大勢いるのも事実です。

そこで、ここでは合格するためのエッセイを書くコツを簡単に説明します。

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構成を理解する

まず、どんな構成でエッセイを書けばいいのか、理解しておきましょう。

構成については凝る必要はありません。きまった構成の型があるので、その型に従ってかいて問題ありません。

エッセイはこんな構成で書きます。

序文

大学でどの分野を勉強したいのか、大学を卒業した後にどんなことをしたいのか、簡潔に書きます。ここはダラダラ書いてはいけません。専攻希望の分野と将来のキャリアの2つを端的に書きましょう。

本文1(なぜ、その分野を勉強したいのか)

ここでは、なぜその分野を勉強したいと思うに至ったか、書きます。

もちろん、さきほど書いた将来やりたいことにつながるから、というのが理由になるのですが、ここでポイントがあります。

この分野を勉強したいと思うきっかけになった具体的なエピソードを一つ引用しましょう。数多くの応募者の中で、自分にしかないエピソードを書くというつもりで書いてください。

逆に、社会的にニーズがあるから、とか一般論はできるだけ書かないように心がけてください。

なぜかといえば、エッセイは読む人の興味を引き、印象に残らせるのが大事です。このパートはオリジナリティーを出すのが役割です。

本文2(なぜ、その大学を選ぶのか)

この段落では、なぜその大学を希望するに至ったのかを書きます。

もちろん、専攻したいと思う分野が強いから、などが理由になるのですが、ここでもポイントがあります。

できるだけ、他の大学にはないこの大学の魅力を具体的に書くようにしましょう。他人が書かないようなことがベターです。

理想を言えば、大学の教授との接点がある、などが強いのですが、そういったものがなくても、考えてみてください。

他の大学のエッセイにコピペできないか、考えてみてください。もしも、コピペできてしまうような内容でしたら、書き直しを検討してください。コピペできる程度の一般的な内容では、読者にとっても魅力がありません。

得てして、大学の顕在化しているいいところを褒めちぎってしまいがちなのですが、それだと個性がなくなってしまうので意識して避けるようにしてください。

本文3(自分のアピールポイント)

次に自分はどんな人間なのか、生々しくアピールできるようなことを書きましょう。今まで果たしてきた実績やクラブ活動、趣味などを書くとよいです。

そして、本文2で書いた大学において、どんな成果をあげられるのか、クラスメートなど周りにどんなよい影響を与えることができるのか、つなげていくとよいです。

作戦としては、本文2と本文3につながりをもたせて書ければベターです。

結論

ここは、今まで書いたことを簡単に要約して締めて構いません。長くなりすぎないように締めましょう。字数が厳しいなら、心意気を示すだけでも大丈夫です。

最初は日本語で整理しよう

構成については先に説明しましたが、いきなり書くのはなかなか難しいです。

最初は日本語で検討して構いません。まだ、表現を凝る段階に至っていないので、英語で検討する必要はないのです。

まず、ブレイン・ストーミングしましょう。マインドマップやKJ法でもいいのですが、特に本文1、2、3のパーツになるようなことを書き出していきます。

その後で、取捨選択して文章で組み立てていきます。この組み立ても日本語で大丈夫です。

原稿作成にGoogle翻訳を使う

次に、日本語の文章を組み立てたエッセイをGoogle翻訳にかけてみましょう。最近のGoogle翻訳はとても精度がよいです。

ただし、部分的には間違ったニュアンスなどで訳されてしまうので、自分の修正をしましょう。

仕上げにEssayEdge.comを使う

最後に表現を直してもらうために、EssayEdge.comを使います。これは海外の業者になります。

essayedge.com

ネイティブ・スピーカーが見て添削をしてくれるので、クオリティが高くて確実です。

10年ほど前からありますが、その当時よりも値段は上がってしまいました。でも、続いているということはそれだけよいサービスということなのでしょう。

ちなみに、きりがないので同じエッセイを何回も添削してもらう必要はありません。また、第一志望の大学のエッセイを添削対象にしましょう。

まとめ

エッセイはまず日本語で構成を練ってから、Google翻訳、EssaEdge.comを使って表現を直していきましょう。

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